「ん?自分のクレカが使えない…」
「もしかして現金化がバレた?」
自分のクレジットカードが使えなくなると焦るよな;
もしかしたら、現金化が疑われたのかも。
でも、落ち着いてくれ!
まだ、現金化したことがバレたわけではない。
今回のテーマは「クレジットカード現金化が疑われた時の対処手順」だ。
現金化がなぜバレるのかについても解説するから、まずそこを把握することが大切だ。その上で、実際に現金化が疑われた場合の対処法を具体的に紹介するぞ。
1000人以上の現金化をサポートしてきたシロクマが、クレジットカード会社の不正感知システムから、現金化が疑われる理由、そして対処法を解説する。
最後まで読んだら、今の不安も解消するから安心してくれ!
カード会社に現金化を疑われたときの対処パターン
まずはカード会社に疑われたときの対処のパターンについて解説するぞ。カード会社から疑われた時には、多くの場合、以下の流れで手続きが進められる。
- 不正検知
- 一時停止・事実確認
- 対処決定
上記を見ても分かるように、カード会社は不正を疑ったからといってすぐに退会処分などの厳しい態度に出てくることはない。まずはカード利用の一時停止が行われ、事実確認が行われるんだ。だから、たとえ疑われても、冷静に対処することで最悪の事態を回避することができる。以下でそれぞれの対処法を詳しく解説していくぞ。
対処手順①不正検知システム作動の通知を送る
クレジットカード会社は不正利用がないか、24時間365日チェックしているんだ。例えば、三井住友カードやJCBカードは不正検知システムを使って不審な利用を知る仕組みを作っている。
カード不正利用検知システムのご案内
カード不正利用検知システムのご案内 イメージ
弊社では業界最高水準の不正利用検知システムを導入し、24時間365日お客さまのカードのモニタリング(不審カード利用チェック)を行っております。このシステムにより不正利用の可能性のある事態を事前・早期に発見できる体制を整えておりますのでご安心ください。
不正検知システム
JCBではカード番号の悪用や不正利用を防ぐため、不正検知システムを導入し、24時間365日体制で監視しています。
不審な利用を検知した場合は、カード利用が一時停止するため、本人確認にご協力ください。
不正検知システムは、利用者が不正利用によって不利益を被らないようにするためのシステムだ。たとえば、ネットショッピングなどでカード情報を盗まれた場合、カード情報が不正に利用され、利用者に身に覚えのない請求が来る。不正検知システムは、こうした事態を防ぐために24時間監視しているんだ。
たとえば、以下の場合に不正検知システムは不正と判断する。
- 利用者の行動パターンや過去の取引履歴と照合し、不自然な取引があった場合
- カード利用者の一般的な活動範囲と異なる場所での不自然な利用があった場合
- 3Dセキュアに失敗した場合
- セキュリティコードが間違っていた場合
上記以外でも、JCBでは以下の場合に不正が検知される。
【カード利用が一時停止する主な例】
- 過去の不正利用と同じ、または類似した利用があった場合
- 高額な金額で連続した利用があった場合
- 同じ店で連続して何度も利用された場合
引用:JCB|不正検知システム
上記のJCBの例を視れば分かるように、カード会社が不正検知する履歴は、現金化の時に利用するものと一致する場合が多い。たとえばギフトカードを何度も購入したり、換金率の高いブランド品・スマホや家電を購入するなどだ。カード情報を盗んだ犯人もカードの利用停止が行われる前に現金化するために、ギフトカードやブランド品を購入しているのだろう。
また、不正利用されたわけでもなく現金化をしようとしたわけでもないのに利用停止になったという人もいる。
クレカ使用しすぎて不正利用を疑われ一時止まったの草なんだけど、別に買い物とか豪遊とかではなく税金をいっぺんに払ったからとかいう悲しすぎる理由 ふざけるなよ
引用:X
くそ、カメラ買おうとしたらクレカで止められたぞ・・・ 普段高額使わないから怪しまれたか。
引用:X
カードの一時停止のハードルは意外と低い。そのためクレジットカードの現金化を行った際、不正検知システムに引っかかるということが起こるんだ。
対処手順②カードを一時停止してユーザーに連絡
カード会社によっても異なるが、不正検知がされた場合、利用者のカードを保護するために通知→カード利用の一時停止となることが多い。たとえば、JCBの場合は、以下のように不正検知後の通知が行われている。
JCBでは不正検知後、一時的にカードの利用停止を行い、メール・SMS・アプリ通知・書面で本人の利用があったかどうかを確認するんだ。この時点では、現金化を疑われていないから安心してくれ。ただし、何度も同じ商品を購入していたり、高額な商品の購入があった場合には、現金化に関する事情聴取も行われる可能性がある。
対処手順③対処を決定する
事情聴取が行われた後は、カード会社が対処を決定する。不正が疑われた履歴が本人の利用であった場合は、カードの一時停止が解除される。ただし、本人の利用がなく不正利用が行われていた場合はクレジットカードの再発行が行われることになるんだ。
ただし、もし現金化のために自分で利用した場合は、「不正利用された」などとウソをつくのはダメだぞ。後から矛盾点が出てきて自分が利用したことがバレる可能性が高い。その場合はカードの再発行どころか退会処分になることもあるから注意が必要だ。
嘘をついている時点で、現金化が怪しまれるからな。再度確認が来た際に、現金化の言い逃れできなくなるだろう。
さらに気をつけなければいけないのは、現金化を行ったことをうっかり喋ってしまうことだ。現金化はカード会社の利用規約で禁止されている行為だから、現金化を認めれば強制退会の処分を受けることになるぞ。
強制退会となれば信用情報にも傷が付くなどリスクが大きいから、絶対に認めてはダメだ。堂々としていれば、現金化がバレることはまずないから余裕を持って対処しよう。
現金化でクレカが一時停止になった時の対処法
現金化でクレカが一時停止になった場合でも、慌てずに対処をすれば大丈夫だ。自分で白状しない限り、現金化がバレる心配はない。一時停止を解除するための対処法を以下で紹介するから参考にしてくれ。
ステップ①カード会社のHPを確認する
自分のクレカが利用停止になっているかどうかは、カード会社のHPにアクセスすれば分かる。利用停止ではなく、単にカードの枠を使い切ってしまった場合や支払いの遅延が原因の可能性もあるので、落ち着いて確認してみよう。主なクレジットカード会社のHPを以下にまとめておいたぞ。
カード会社 | HPアドレス |
---|---|
JCBカード | https://www.jcb.co.jp/ |
UCカード | https://www2.uccard.co.jp/ |
三井住友カード | https://www.smbc-card.com/index.jsp |
アメリカンエキスプレスカード | https://www.americanexpress.com/ja-jp/credit-cards/new-joiner/ |
楽天カード | https://www.rakuten-card.co.jp/ |
イオンカード | https://www.aeon.co.jp/ |
エポスカード | https://www.eposcard.co.jp/index.html |
PayPayカード | https://www.paypay-card.co.jp/ |
Amazon Mastercard | https://www.amazon.co.jp/jp-cbcc-ecm |
もしカードが利用できなくなった場合は、まずカード会社のHPからログインし、利用停止が行われているかどうかを確かめてから次のステップに移ろう。
ステップ②カードの利用履歴を紙に書き出す
クレジットカード会社のHPを確認し、カードが利用停止になっていることが分かったら、まず利用履歴を書き出しておこう。何をいつどれだけ購入したのかを、自分で把握しておく必要がある。
カードは利用停止になっている場合は、カード会社から利用履歴について聞かれることになる。その際に、自分の利用したものが明確に言えれば、すぐに利用停止を解除してもらえることが多い。
利用履歴の確認は、直前に購入したものから行われる場合が多いので、直近で購入したものは全て把握しておこう。もしも利用履歴に金券を繰り返し購入していたものがあった場合は、利用目的について聞かれる可能性もある。聞かれた場合には、換金目的でないことをスムーズに答えられるようにしておくと安心だ。
たとえば、以下のような言い訳なら自然に感じられるだろう。
- ブランド品…プレゼント
- 回数券…立て替え
- 電化製品…自分に必要なものでネットショップで買った
- ギフト券…イベントの幹事になったので景品として購入した
ブランド品に関しては、プレゼントだと答えればそれ以上追求される可能性は低いはずだ。新幹線回数券の場合は、仕事で使用するものを立て替えたという言い訳も良いだろうし、家族で旅行するのでまとめて購入したというのも信じてもらいやすい。
電化製品の場合は、必要だから買ったで済む場合が多いが、複数の電化製品を一度に購入していた場合は、「壊れたので他の同じ時期に購入した家電も念のために買い替えた」という言い訳もありだろう。
現金化でよく利用されるギフト券の場合は、「イベントの幹事になり、景品として利用するためにまとめて購入した」という言い訳が使えるかもしれない。
ステップ③カード会社から連絡が来る前に電話する
もし不正利用の疑いで引っかかってカードの利用停止が行われていたなら、カード会社から連絡が来る前に電話するのがおすすめだ。こちらから連絡をして不正利用ではないことを伝えれば、すぐに利用停止を解除してもらえることもある。
カード会社に電話をかけたら、以下のポイントに気をつけて話を進めよう。
- カード決済しようとしたらできなかったとだけ伝える
- 利用目的などはカード会社から聞かれるまで言わない
- 自分から「換金目的でない」などと言わない
電話が繋がったら、「カード決済ができなかった」と伝えるだけでいい。聞かれてもいないのに、わざわざ利用目的や「換金目的ではない」ということを言う必要はない。かえって怪しまれるだけだ。利用目的や利用履歴などは、聞かれたことだけに答えればいい。
主なカード会社の連絡先を、以下にまとめておいたぞ。
カード会社 | 連絡先(電話番号) |
---|---|
JCBカード | 0570-06-4741(有料) |
UCカード | 0120-999-762 |
三井住友カード | 0570-001-054(有料) |
アメリカンエキスプレスカード | 0120-010120 |
楽天カード | 0570-02-6910(有料) |
イオンカード | 0570-071-090 |
エポスカード |
東京 03-3383-0101 大阪 06-6630-0101 |
PayPayカード | 0570-09-8181(有料) |
Amazon Mastercard | 0120-714-505 |
そもそも現金化は違法なの?
現金化が違法かどうかというと、完全な違法ではないがグレーといえるだろう。業者に至っては、これまでに何件か検挙されたことがある。
現金化業者が逮捕されるのは、以下のような理由がある。
- 商品を発送しなかった
- 利用者が商品を選べなかった
- 商品の価格が価値に比べて低すぎる
- 買取式で商品を送ってこなかった利用者に、元金に加えて利息を請求した
いずれも営業の実態が「貸金業」であると判断され、摘発されている。貸金業は金利などに制限があり、現金化業者を貸金業とみなすと、高金利と判断され、出資法違反で摘発されるのだ。逮捕のリスクがあるのは、業者だけではない。これまで現金化の利用者が逮捕された事例はないが、以下の点で利用者に捜査のメスが及ぶ可能性が指摘されている。
- 横領罪に問われる可能性
- 詐欺罪に問われる可能性
横領罪は他人のものを横領した場合に問われる罪だ。クレジットカードで購入した商品は、利用者が決済するまではクレジットカード会社の所有物とみなされる。現金化は、カード会社の所有物である商品を勝手に売る行為になり、横領罪が適用される可能性があるんだ。
また、現金化を疑われた場合、カード会社は商品を購入した加盟店の決済を行わない。つまり、現金化で利用したお店にはお金が入ってこないことになる。カード会社には「換金目的の利用を禁止」する規約が設けられているから、これに違反して現金化を行った利用者は、お店に不利益を被らせる可能性を知りながら商品を売らせたとして、詐欺罪に問われる可能性がある。
これまで利用者が罪に問われることはなかったが、今後はどうなるか分からない。クレジットカードの現金化は、利用者にもリスクがあることは覚えておこう。
以下の記事で、現金化の違法問題について詳しく解説しているから参考にしてくれ。
クレジットカード現金化を疑われないための対策
現金化を疑われても逃げ道はあるんだけど、最初から疑われないのが一番だよな。どうやったらいいのかをここでアドバイスするぞ。
普段買わない高額商品で現金化しない
日ごろクレジットカード利用が少ない人が、突然高額な商品を購入すると現金化を疑われやすいということは説明したよな。
<例えばこんなとき・・・>
- 高額なカードの利用があり、直近のカード利用時間と場所から見て、同一人物の利用とは考えられない場合
- 海外にて高額の利用があった場合
これは普段の利用方法によるから、一概にいくらなら大丈夫とは言えないんだ。
例えば、2万程度でも連絡が来る人もいるぞ。
クレカが不正利用されたよ! 「いつもより高額なので気になった」とカード会社から電話があって発覚。 そうだよね…2万円なんて高額だよね ありがとうカード会社の人よ(神) ありがとう2万円が高額だと思われた普段の自分(悲)
引用:X
上記の場合は、実際に不正検知で助かったパターンだが、「本人利用ではないかも?」と疑われていることは確かだから、現金化しているときにかかってきたらビビるよな。
だから、高額商品を買うなら、なるべく普段からクレジットカードで購入している商品の関連にするのがおススメだ。
- ゲームソフトを購入している人→ゲーム機
- 服飾を購入している人→ブランドバッグ
という感じだな。
ちなみに事前に高額商品の購入を申告していれば、クレジットカードを止められることも無いようだ。たとえば、楽天カードなら以下のように告知しているぞ。
楽天カードの場合は、チャットから連絡をすれば高額商品の購入時にカードが利用停止にならないようだ。ただし、「会社の判断により」利用できない場合もあるようだぞ。
ネット上でも、高額利用の事前連絡について、以下のような口コミがあった。
t0h********さん
2022/10/9 0:40クレジットカード 高額利用 事前連絡
近日高額利用をする予定です。(100万ちょっと)
利用したいカードが不正利用された過去があり、審査が厳しくなっているようで、10万単位だと使用不可になってしまいます。(不正利用後、カード番号を変えてます)
高額利用前に事前に分かってる時は、カード会社に使用理由と金額、使用時期を伝えておけば使えるようになりますでしょうか?
カード会社は、ポケットカード、ZOZOカードです。
ご存知の方お教えいただけたら、幸いです。ベストアンサー
ruk********さん
2022/10/9 1:12カード会社勤務してました。
事前予約受付ていましたよ。
大体いつからいつの間にいくらぐらい、ネットなのか どこの店舗なのか
伝えると、その間はセキュリティがかからなくなります。
なので、あまり長い間指定するのは危険です。
1~2日の間にしておきましょう。引用:Yahoo!知恵袋
マモライグッズ
やっぱ3万超❣️❣️❣️
昨日のうちに、カード会社に3万円位使いますと連絡しておいたよ🤚お買い物事前申告って言ってたかな🛒。・*・:´-
クレカでたまに高額な買い物したら、セキュリティかかって使えなくなるので😂
みんな大丈夫かな⁉️引用:X
現金化を利用する前には、念のために高額利用の事前連絡をしておくと安心かもしれない。
キャッシュバック方式の現金化業者を利用する
現金化を疑われたくない場合は、現金化業者を利用するのも1つの手だ。現金化業者には、キャッシュバック方式と買取式がある。2つの違いは、以下の通りだ。
現金化業者の種類 | キャッシュバック方式 | 買取式 |
---|---|---|
現金化の方法 | 業者が指定したオリジナル商品を購入し、その特典としてキャッシュバックを受け取る | 業者が指定したギフト券などの商品を購入し、買い取ってもらう |
換金率 |
80%程度 |
80〜88% |
商品の発送 | ある場合もある | なし |
上記でも分かるように、買取式の現金化業者はギフト券などを購入してそれを買い取ってもらうスタイルだ。そのため、カード会社への対策はしてあるとはいえ、バレる可能性がないとはいえない。それに比べてキャッシュバック方式の現金化業者は、不正検知システムに引っ掛かりづらい。
キャッシュバック方式では、換金性の高い商品ではなく、商品価値の低いものを購入するんだ。そのため、カード会社から現金化をしていると疑われにくくなる。また、キャッシュバック方式では、商品を必ず受け取るから、現金化業者が無許可で金を貸したと摘発されることもないぞ。
特に、大手の現金化業者であれば疑われないようにするためのノウハウを持っているんだ。
クレジットカード現金化の仕組みについては、この記事で詳しく解説しているぞ。
ちなみに、キャッシュバック式の現金化業者でおすすめなのは以下の4社だ!
現金化業者名 | エニタイム | プレミアム | クイック現金サービス | ラストチェンジ |
---|---|---|---|---|
換金率 | 80%〜 | 80%〜98.9% | 80%~90% | 要問い合わせ |
24時間振込対応 | あり | あり | 2回目以降あり | なし |
振込スピード | 最短3分 | 最短5分 | 最短20分 | 最短4分 |
後払いアプリ対応 | あり | あり | あり | あり |
郵送物 | なし | なし | なし | なし |
電話確認 | あり | なしでも可 | あり | あり |
現金化を疑われたくない場合は、上記のキャッシュバック式業者なら安全だし、確実に現金化できるぞ。
カード会社からの電話には応じる
現金化を疑われないためには、カード会社からの電話には必ず応じることが大切だ。カード会社からの電話を無視し続けていると、現金化の疑いが高まって強制退会などの処分を受ける可能性もある。カード会社から電話がかかってきた時のために、利用明細は残しておき、利用の詳細について聞かれても答えられるようにしておこう。
現金化をしたあとに知らない番号から電話がかかってきたら、クレジットカード会社からの可能性が高い。基本的にはカード会社の連絡先からかかってくることが多いが、場合によっては別の番号からかかってくることもあるので注意が必要だ。
例えば、三菱UFJニコスの場合、以下の電話番号から連絡が来ることがあるぞ。
- 0120-950-327
- 0120-950-313
- 0120-950-517
- 0570-026-601
- 052-259-3968
現金化がバレたかもしれないと電話に出たくない気持ちはよく分かるが、ここで電話に出なかったら不正利用疑いでカードを止められてしまうから必ず出よう。
ただし、カード会社によってはカードを一時停止してから電話確認する場合もあるぞ。
利用額は必ず返済する
当然のことだが、利用額は必ず返済しよう。現金化を疑われ、カードの利用停止になってしまう場合は、返済ができていない可能性が高いだろう。返済が滞ることなくできていれば、現金化を疑われ、利用停止となる可能性は低いはずだ。
カード会社としては、利用者の返済能力に不安を抱いている可能性がある。そのため、現金化を行ったのではないかと疑っているのだろう。クレジットカードのシステムは与信によって成り立っている。カード会社に不安を抱かせるような支払いの遅延などをたびたび行っていると与信が成り立たず、利用停止などの処分を受けてしまうのも仕方がないことだ。
現金化を利用すれば、その後は返済が待っている。そのことを理解した上で、返済できる範囲内で現金化を行うようにしよう。
以下は実際に現金化を行い、カードの利用停止処分を受けてしまった人の口コミだ。
PayPayカードのショッピング枠も現金化したかったんですが、どうやら現金化がバレたらしく、すぐ利用停止にされました……
おそらく、PayPayカードは今後一切、使えません、返済のみのカードになってしまいました……
— 伝説の派遣社員ポンタ吉 (@ponkichi_FX777) May 31, 2024
カード会社に現金化を疑われて利用が停止になった場合、利用停止の解除は行われず、そのまま強制退会となる可能性が高い。強制退会になっても返済義務は残っているので、カードが利用できなくても返済し続けなければならなくなるぞ。
換金率が高い金券類の現金化は控えめに
商品券や新幹線の回数券など、すぐに金券ショップで買取してもらえるような商品をまとめて買うのは避けたほうがいい。
不正検知システムに引っかかって、カード会社から電話がかかってるだろうからな。
たとえば、
- Amazonギフト券
- JCBギフトカード
- VISAギフトカード
- iTunesギフトコード
- JTBトラベルギフト
このあたりは換金率の高い商品の代表だ。こんな商品を大量に購入すれば、まっさきに不正利用や現金化を疑われてしまうぞ。あと最近はライブや遊園地のチケットで止められることも多い。
USJチケットを買おうとしたら不正利用だと思われてクレカを止められた 泣いてる
引用:X
来月、再来月に行くライブのチケット代をコンビニで4件支払いしたら、クレジットカード止められた ちゃんとセキュリティがしっかりしてて安心したんだけど、4件目の支払いがちゃんと出来てるか不安 どういたらいいのか
引用:X
換金性が高い商品は、少ない額で、期間を開けて購入するのが疑われない秘訣だぞ。
万が一電話がきても、自分で使うために購入したと言えれば大丈夫だけどな!定番の新幹線回数券の現金化については、この記事で解説しているから参考にしてみてくれ。
クレジットカード現金化がバレたらどうなる?
最後に、もしクレジットカード現金化がカード会社にバレたらどうなるかを説明しよう。
これまでの支払い残高を一括請求される
クレジットカード現金化はカード会社の規約違反にあたるから、もしバレたら未払いの残高を一括で請求してくるかもしれない。
クレジットカードの現金化は法律に明確に反した行為ではありませんが、クレジットカード会社の規約に違反する行為です。一般的に、クレジットカード会社は現金化目的でのカード利用を規約で禁止しており、規約違反を犯すと会員資格が停止となります。
資格停止・強制退会・残高一括請求といった処分が下されると信用情報に記録され、いわゆる「クレジットヒストリー(クレヒス)」に傷がつくことになるので注意が必要です。
仮に分割払いやリボ払いの残高が50万円あれば、50万円をまとめて請求されるってことだ。お金に困って現金化したのに、50万円も請求されたら支払えないよな…。
何度も現金化をしていて、さらに分割払いやリボ払いにしていたらホントにヤバイぞ。
親や親せき、友人や知人に借金して返済をすることも考えなくちゃいけない。一括請求は最もヤバイリスクと言えるからホントに気を付けてくれ!
強制退会(解約)になる
それから、規約違反が原因で強制退会(解約)になることもあるぞ。
「別のカード会社だったら作れるんじゃないの?」と思うかもしれないけど、強制退会は他のカード会社にも影響する可能性があるんだ。なぜなら、信用情報に記録が残ってしまうから。
信用情報にはクレジットカードやローンの契約や支払い状況が集められている。
例えば、分割払いで購入したスマホの記録も残っているぞ。
カード会社やローン会社は信用情報を確認して、支払い能力があるかを判断しているんだ。それから信用情報の中には「移動情報」と言って自分のクレジットカードのデータが登録されるところがある。
移動情報はあらゆるカード会社が確認可能だ。
悪質な利用をしたことで強制退会になったことが記録されてしまえば、別のカード会社にも警戒されてしまう。だから審査が通らず、別のカード会社でもクレジットカードは作れなくなるってこと。
異動情報は、クレジットカードやキャッシングを利用するうえで、契約に支障が出るほどの重大なトラブルを発生させた際に登録されます。具体的には、以下のような案件が異動情報の対象になります。
- 3か月以上の延滞
- 保証会社による代位弁済
- 債務整理(自己破産、任意整理など)
- 強制解約
異動情報が信用情報に記載されると、支払い能力や信用性が低いハイリスクなユーザーと判断されてしまうため、スコアリングの評価とは関係なくクレジットカードの審査にはほぼ間違いなく通らなくなってしまいます。
これがいわゆるブラックリストに載っている状態なのです。
一度ブラックリストに載ると5~10年は解除されないようだ。その間は住宅ローンなども組めなくなるから、本当に気を付けよう。
ちなみにその時にクレジットカードはブラックリスト入りして10年間は一切の審査に通りませんでした😇💨
そんな私も今はクレジットカードなんて秒で通るし銀行や各種金融機関も融資してくれるから諦めない奴が勝つ☺️❤
引用:X
管理人がカード会社に現金化を疑われないようにしていること
このサイトの管理人・シロクマは現金化ユーザーだ。これまでピンチの時に、何度も現金化業者のお世話になっている。だからこそ、カード会社が把握している以下のような現金化のパターンは避けるようにしている。
- 同じ商品を同じ場所で繰り返し購入する
- 短期間に高額決済を繰り返す
- カード枠いっぱいまで使う
- 毎回月初めに高額決済を行う
要するに、カード会社に疑われないような行動はしていないんだよな。
だからこれまで何度も現金化を行っても、カード会社から疑われたことはないぞ。安易に現金化を繰り返せば、カード会社から現金化を疑われ、利用停止となってしまうのは当然。だからこそ俺は、現金化をするときには、以下のことにも気をつけているぞ。
- 複数のカードで少額ずつ現金化する
- 決まったところだけではなく、複数の現金化業者を利用する
複数のカードで現金化すれば高額商品を連続購入する必要はないので、現金化の際は必ず使い分けるようにしている。また、やはり安全に現金化するならば業者に限る。業者としてもカード会社とのトラブルを避けたいわけだから、疑われない方法で確実に現金を作ってくれる。
とは言え、現金化は違法ではないにしろ、グレーな行為であるのは間違いない。
でも、現金化を利用するのは今困ってるからだよな。よく分かる。
ひょっとすると、携帯や電気、ガスなどを止められそうになっているような状態かもしれない。カード会社から何度も催促の電話が来ているのかもしれない。あとは、家族に借金バレたくないとかもあるよな。サラ金とか使ってると、滞納すればすぐ通知が来る。
俺もぜーんぶ心当たりがあるから、マジで気持ちがわかる。そんなとき、現金化は確実に一時の助けになるだろう。ずっと使い続けるのは現実ではないが、今助かりたいなら業者に利用するのもありだと思うぞ。時間稼ぎで助かる事もあるわけだから、よっかたら以下で紹介している俺の使っている業者をチェックしてみてほしいと思う。
まとめ
クレジットカード現金化は規約違反なので厳しいペナルティがある。だから、現金化を疑われないような行動が必要だ。ちなみに、カード会社が現金化を疑うに至るまでは、以下のような流れになる。
- 不正検知
- 一時停止・事実確認
- 対処決定
不正検知は以下のパターンで引っかかることが多いから、そのパターンを避けるようにすると良いぞ。
- 普段買わない高額商品を購入する
- 換金率が高い金券類を繰り返し購入する
- 新幹線回数券を大量に何度も購入する
- 普段使わないカードで利用額枠いっぱいまで使用する
ただ、どんなに気を付けていても現金化を疑われるリスクはある。もしも現金化をした後にカードの利用停止になった場合でも、落ち着いて以下の対処を行おう。
- 利用明細を書き出して把握しておく
- カード会社からの電話を無視しない
- カード会社から連絡が来る前に「決済ができなくなった」と問い合わせてみる
普段から現金化を疑われた場合のために、商品購入の理由などの言い訳を考えておくことも大切だろう。また自分で行う現金化は、さまざまな面でリスクが高いから、現金化のプロである業者に任せてみるのもおすすめだ。